第4期DIASでは、これまで構築してきた情報基盤を生かしてデータ利活用を更に拡大・展開するとともに、JAMSTECが有するスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」等、他の情報基盤等とも連携し、国、地方自治体、企業等の意思決定に貢献するなど、気候変動に起因する経済・社会的課題の解決等に貢献する地球環境データ統合・解析プラットフォーム(ハブ)として長期的・安定的な運用の下、多様に変化する社会(ユーザー)ニーズに応え、価値ある情報基盤を提供します。また、第4期DIASでは以下の参画機関と連携し、アプリケーションの開発や更なる利用を促進していきます。

実施機関とメンバー構成(2023年4月時点)

海洋研究開発機構  

 

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北見工業大学

 

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早稲田大学

 

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国立情報学研究所(NII)

 

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東京大学

 

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京都大学

 

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大阪成蹊大学

 

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九州大学

 

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地球環境データコモンズについて

東京大学では、地球観測分野、情報科学技術分野、災害や農業などの公共的利益分野を担う部局の研究グループが相互に協力して2006年4月に地球観測データ統融合連携研究機構 (EDITORIA)を設立、2023年4月に改組し地球環境データコモンズが設立されました。

地球環境データコモンズは、学内の地球観測分野、情報科学技術分野、災害や農業などの公共的利益分野を担う部局が相互に協力して、不均質な情報源からの多様で大容量の地球観測データを効果的に利用して、地球環境の理解を深め、予測能力を高め、危機管理や資源管理等における健全な政策決定に資する情報の創出を目指しています。

EDITORIAおよび地球環境データコモンズはこれまで、第3期科学技術基本計画の国家基幹技術の一環として文部科学省が2006年度より開始したデータ統合・解析システム(DIAS)研究を4期に渡って受託し、 地球観測データを効果的、効率的に統合し、情報を融合する実証的なデータシステムを開発し、地球環境変動、とりわけ地球規模から河川流域規模における水循環変動や、それが水管理システムや社会に与える影響の理解、予測、対応策におけるブレークスルーとなる研究成果を世界に先駆けて発信してきました。

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地球環境データコモンズ