2017年5月18日

水循環データ統融合の展開学寄付講座 最終報告会「社会的利益の創出努力を踏まえたさらなる展開に向けて」

気候の変化や人間活動由来の諸問題によって人間安全保障が脅かされる昨今、持続可能な開発と災害リスクの軽減を目指す国際的取り組みが進められています。日本工営株式会社のご支援を得て、2014年東京大学大学院工学系研究科に設置された寄付講座「水循環データ統融合の展開学(日本工営)」では、水循環分野を対象に、我が国が世界に先駆けて開発してきた「データ統合・解析システム(DIAS)」を用いて分野間連携の学術的基盤を確立し、様々なステークホルダーとの対話を活性化させ、経験や知識、アイデアを相互に交換し、協働を促進し、新たな公共的利益の創出する努力を重ねてきました。またその実現のために、DIAS の概念を整理し広報活動を展開するための基礎を築き、人材教育プログラムを開発し、国際的な合意形成においても主導的役割を担ってきました。

本報告会では、斯界の先駆者で DIAS 開発リーダでもある喜連川優教授をお招きしてデータサイエンスの最新の動向を共有し、3年間の寄付講座活動の成果を報告するとともに、今後の展開計画を紹介します。

日時:2017年5月31日(水) 15:30-17:50
場所:東京大学 工学部一号館 15 号教室

詳細・お申込み

詳細なプログラムとお申込みにつきましては、下記のPDFファイルをご参照ください。
水循環データ統融合の展開学(日本工営)寄付講座 最終報告会のご案内(PDF)