2020年12月28日

【終了】DIASコミュニティフォーラム2021Online (開催報告公開)

 
文部科学省委託事業「地球環境情報プラットフォーム構築推進プログラム」では、多種・大容量の地球環境データを取り扱うための「IT基盤」としてデータ統合・解析システム(DIAS)を構築しながら、防災、気候変動、水循環、生物多様性、農業等の研究を行う「ドメイン研究者」と、その研究成果を社会実装につなげるアプリケーションの開発を行う「IT研究者」による社会課題解決に向けた研究開発活動を行っております。

本コミュニティフォーラムは、「DIASを使う/使ってみたい研究者・技術者」の方を対象に、2日間に渡って開催されるオンラインイベントです。DAY-1は「防災・減災」、DAY-2は「気候変動」をキーワードに、DIASを活用して頂いている研究者・技術者の皆様をお招きし、DIASを使った解析例や、DIASにあるツールの利用法の紹介いただくとともに、トークセッションとして、今後のDIASプロジェクトへの期待をお話しいただきます。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
※本イベントは終了いたしました。皆様のご参加ありがとうございました。
※(2021/02/08 追記)開催報告ページが公開されました。こちらからお読みいただけます。
 

日時:2021年1月18日(月)14:00 – 17:00
   2021年1月19日(火)14:00 – 17:00

参加頂きたい皆さま

  • 「地球環境データを用いた、課題解決アプリケーション」の研究・開発に従事している皆さま

参加登録方法

下記URLから特設ページにお進みいただき、参加ご登録ください。

※(2021/02/03 追記)講演資料を公開しました。下記プログラムの「講演資料」のリンクから御覧頂けます。

 

プログラム

※現在、登壇者およびプログラムの調整中です。登壇者プロフィールも合わせ、追って更新いたします。

1月18日(月)DAY-1

14:00 - 14:15
趣旨説明およびDIAS紹介
 向井田 明(一財)リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 部長
1993年RESTEC入社後、JAXA地球観測衛星、地球観測プラットフォーム技術衛星" みどり"及び"みどり2号"、陸域観測技術衛星"だいち"などの運用、データ解析 にたずさわる。特に"だいち"では東日本大震災をはじめとした災害に対応した。現在、"だいち2号"等、地球観測衛星のデータ配布およびソリューション提供業務を担当。
14:15 - 14:30
DIASご利用方法(ユーザ登録・データ検索・データ登録等)
 小野 雅史 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 特任研究員
(登壇資料)
東京大学空間情報科学研究センター、地球観測データ統融合連携研究機構にて勤務し、データ統合・解析システム(DIAS)プロジェクトに参加。地理情報に関する国際標準であるISO19100シリーズに準拠したメタデータの設計やGIS・オントロジー工学を応用したデータ検索支援ツールの開発を担当。
 
 清水 敏之 国立大学法人 京都大学 情報学研究科 助教
(登壇資料)
2008年京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了、博士(情報学)。データ管理・情報検索に関する研究に取り組んでいる。DIAS第1期よりDIASデータセットのメタデータ管理に従事しており、データセット検索、ユーザ管理、データダウンロード等のシステム開発・運用を担当している。
14:30 - 14:45
DIAS災害研究向けデータセット・データ利用ツールの紹介(ひまわり・XRAINなど)
 根本 利弘 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 准教授
(登壇資料)
1994年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程中途退学。東京大学生産技術研究所助手、准教授を経て、2009年より現職。地球観測データを対象としたアーカイブシステムの研究開発、管理運用に従事し、DIAS第Ⅰ期開始時よりシステム構築、データアーカイブ、アプリケーション開発等を担当。
 
 生駒 栄司 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 特任准教授
(登壇資料)
2000年東京大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻博士課程了。博士(工学)。同大学空間情報科学研究センター助教等を経て現在同大学地球観測データ統融合研究機構特任准教授。2016年より文部科学省研究開発局学術調査官を兼務。専門は情報工学、データベース工学。DIAS第Ⅰ期開始時よりシステム構築、アプリケーション開発等に従事。
14:45 - 15:45
DIASデータセットを用いた水災害研究開発の実例紹介
 原田 守啓 国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学 流域圏科学研究センター 准教授
(登壇資料)
民間建設コンサルタント会社、独立行政法人土木研究所自然共生研究センター 専門研究員を経て、2014年より現在まで岐阜大学 流域圏科学研究センター 准教授、2020年2月より岐阜大学高等研究院地域環境変動適応研究センター センター長を務める。河川とその流域を対象に、土砂水理学・河川工学と河川生態学の学際分野での研究活動に取り組んでいる。
15:45 - 16:00
休憩
16:00-17:00
トークセッション
DIASを利用した災害研究
~現状と期待~

 芳村 圭 国立大学法人 東京大学 生産技術研究所 教授
(登壇資料)
2006年に東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻にて博士号を取得後、カリフォルニア大学スクリプス海洋学研究所で研究員として勤務。2010年に東京大学大気海洋研究所准教授として赴任、2016年に同大学生産技術研究所に配置換え、2019年より現職。文部科学大臣表彰若手科学者賞、土木学会水工学論文賞、気象学会堀内賞などを受賞。
 
 宮本 守 国立研究開発法人 土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター 研究員、国立大学法人 政策研究大学院大学 連携准教授
(登壇資料)
2004年に中央大学大学院理工学研究科土木工学専攻を修了し、土木研究所および福島大学でJST研究員、日本大学理工学部で助手として勤務。2009年に博士(工学)を取得。2010年から土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)に着任し、水災害に関する研究、教育、国際ネットワーキングの業務に従事。
 
 臼田 裕一郎 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 総合防災情報センター センター長
(登壇資料)
慶應義塾大学環境情報学部卒、同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。RESTEC研究員、大学院助手を経て、2006年防災科学技術研究所入所。2016年より総合防災情報センター長、2019年よりAI防災協議会常務理事、2020年より筑波大学教授(協働大学院)を兼務。2017年文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)受賞。
 
原田 守啓 国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学 流域圏科学研究センター 准教授
根本 利弘 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 准教授
生駒 栄司 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 特任准教授

1月19日(火)DAY-2

14:00 - 14:15
DAY-1議論振り返り
永野嗣人永野 嗣人 (一財)リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 情報基盤技術課 課長代理
(登壇資料)
1997年筑波大学第三学群国際関係学類卒業。NTT東日本法人営業本部、リンクアンドモチベーショングループ、JAXA地球観測研究センター、有人宇宙システムを経て2012年より現職。農業、気候変動、災害等の社会課題解決を目的としたアプリケーション開発に関するコンサルティングおよびプロジェクト推進を担当。DIASでは、プロジェクトサブマネージャとして企画推進業務に従事中。
14:15 - 15:30
DIAS気候変動研究向けデータ利用アプリの紹介
DIASを用いた気候変動研究の実例紹介
井上 孝洋 (一財)リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 情報基盤技術課 主任

(登壇資料)
1995年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了ののち、3年間の民間シンクタンク勤務を経て、高度情報科学技術機構(RIST)、理研、JAMSTECで地球シミュレータや京をはじめとするスパコン向けのアプリケーションやシステムの開発に従事。特に国産気候モデルMIROCの開発当初から参画。近年はCMIP6等で気候モデルが出力する大規模データの取扱いに関する研究開発にも取り組み、2019年10月から現職に。
石川 洋一 国立研究開発法人 海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 上席研究員
(登壇資料)
横山 稔 アオイ環境株式会社 サステナビリティ部 主任研究員
(登壇資料)
2004年に建設系環境コンサルタント会社に入社し、ダム建設や道路建設、風力発電所建設の環境アセスメントなどを担当。2018年にアオイ環境株式会社に転社し、都内市区町村の環境基本計画や地球温暖化対策実行計画、地域気候変動適応計画の策定を中心に、ビオトープ管理の講師、外来種の防除など幅広い分野を担当。
15:30 - 15:45
休憩
15:45-17:00
トークセッション
真砂 佳史 国立研究開発法人 国立環境研究所 気候変動適応センター 主任研究員
(登壇資料)
2005年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。博士(工学)。東北大学,ミシガン州立大学,国連大学サステイナビリティ高等研究所を経て現職。気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)の運営などに携わる。専門は衛生工学,水環境,健康リスク評価。
 
飯泉仁之直飯泉 仁之直 国立研究開発法人 農研機構 農業環境変動研究センター 上級研究員
(登壇資料)
2007年に農業環境技術研究所に入所。農研機構への組織改編を経て、2020年より現職。収穫3~6カ月前に主要穀物の収量変動をグローバルに予測するサービスの開発や、世界の食料生産における気候変動リスク評価、それらの研究基盤となる全球作物データセットや全球作物モデルの開発を行っている。
 
石川 洋一 国立研究開発法人 海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 上席研究員
 
横山 稔 アオイ環境株式会社 サステナビリティ部 主任研究員
 
根本 利弘 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 准教授
 
生駒 栄司 国立大学法人 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 特任准教授

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DIAS事務局:
一般財団法人リモート・センシング技術センター